イソジンで口臭が治ると思ってる?

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いったい誰が買ってきたのか、

気付いたときには洗面所にイソジンが置いてあったという家も多いと思います。

 

イソジンというと風邪予防、もしくは喉が痛いときに使うイメージが強いですが、

それ以外にも効果が期待されているものがあるってご存知でしたか?

それが口臭なのです。

 

はたして本当にイソジンで口臭ケアはできるのでしょうか。

そのあたりの気になる疑問点について、お伝えしていこうと思います。

 

 

ポピドンヨードがスゴイ!

 

イソジンにはハンドソープや傷薬などの商品もありますが、今回の主役はうがい薬です。

 

イソジンの有効成分はポビドンヨードというもの。

その主成分となるヨウ素には殺菌や消毒作用があり、細菌やウイルス、真菌(カビ)といった

微生物に幅広く効果を発揮してくれます。

そのため、風邪予防として喉の洗浄に使われるのですね。

 

イソジンうがい薬というと、独特の黒っぽい色、それに匂いや味がありますよね。

あれもヨウ素によるものなんです。

ちょっと苦手…という人もいるでしょうが、あの味だからこそ効いているんです!

 

ポピドンヨードはWHO(世界保健機関)の必須医薬品リストという、

約300種類が登録されているリストにも入っているので、安心感が持てますね。

手術での傷口の洗浄にも使われていますし、あの月面着陸したアポロ11号が地球に帰還した際にも、

イソジンは機体の洗浄剤として使われていたんですよ。

 

実は口臭も守備範囲だった!

イソジンの説明書をよく読んでみると

口腔内及びのどの殺菌・消毒、口臭の除去にすぐれた効果

という文章が入っています。

そう、口臭にも効果があるんです。

 

口臭の原因はいろいろなので、もちろん全ての口臭に効くとは言えません

 

たとえば、ニンニクを食べた後のようなお腹の中から上がってくる口臭は、

うがいではなく胃に直接アプローチする必要がありますよね。

しかし、口臭の多くは口内の雑菌が関係しているので、

ポピドンヨードの殺菌・消臭作用は効果アリ!なのです。

 

舌苔や臭い玉の予防にも

 

舌についた白い苔のような舌苔、そして扁桃腺にくっついた白い米粒のような臭い玉

これらも口臭と深い関係があります。

 

舌苔の正体は、舌の表面に食べかすや細菌が付着して分厚くなったもの。

舌ブラシで除去することもできますが、間違った方法だと舌を傷付けてしまう危険性もあります

舌苔も、イソジンうがいで口の中を清潔にしておけば、分厚くなることを防げますね。

 

もう1つ、臭い玉の正体は、細菌の死骸などが塊になったものです。

臭い玉は“できやすい人”というのがいるので、なにかしらの対策はしておきたいところ。

ですが、今のところ効果的な対策を見つけられていないという人は、

イソジンうがいをオススメします。

 

そもそも臭い玉は、口が乾燥していて雑菌が繁殖しやすい人、

免疫力が弱くて細菌やウイルスが侵入しやすい人などができやすいと言われています。

イソジンうがいで口の中を潤しつつ、清潔な環境を維持すれば、

臭い玉の予防にもつながるでしょう。

 

虫歯や歯周病は治せない

虫歯や歯周病も、元はと言えば細菌が原因です。

ポピドンヨードの殺菌・消毒作用が効けば嬉しいですよね。

 

ですが、市販のイソジンでは濃度も薄いため、そこまで強い殺菌作用は期待できません

逆に、それほどの殺菌作用があると、口の中の粘膜まで傷つけてしまう危険性が出てきます。

そもそも、イソジンで治せてしまったら、歯医者さんって必要なくなっちゃいますよね。

 

ただ、やらないよりやったほうが良いに決まってます。

治すことは無理ですが、イソジンで口の中を清潔にできるという意味では、

虫歯や歯周病の予防は期待できますね。

 

 

正しいうがいの方法をご紹介!

 

イソジンの口臭への効果は分かりましたが、正しく使用しないと意味がないですよね。

あなたの家の洗面所にあるイソジン、ちゃんと活用できていますか?

 

まず、大前提としてイソジンは医薬品です。

用法・容量は守ること。

計量カップが付いているときは目盛りに沿って、必ず15~20倍に薄めましょう

水60mlに対して、イソジンが2~4mlとなります。

 

さて、でき上がった液体で適当にうがいしようとしていませんか?

イソジンうがいは、60mlのうがい液を3回に分けて使うのが基本です。

 

【1回目】

口の中で強めにクチュクチュとうがいします。

まずはこれで、口の中に残った食べかすなどを取り除きましょう。

 

【2回目】

次は上を向いて、ガラガラと約15秒うがいします。

喉の奥までしっかり洗うつもりでやってくださいね。

 

【3回目】

もう一度、上を向いてガラガラとうがいします。

2回目と同様、約15秒はうがいをしましょう。

 

1口目は口の中をゆすいで、2~3口目でうがいをするんですね。

15秒ってちょっと長い気もしますが、途中で息継ぎをしてもいいそうですよ。

 

うがいのやりすぎに注意!

イソジンは説明書に“1日数回”と書いてありますが、その“数回”ってどのくらいでしょう。

イソジンうがいをあまり頻繁にしていると、喉の粘膜に負担がかかってしまって、

喉が痛くなったり、逆に風邪をひきやすくなってしまうこともあります。

普通なら、歯磨きの後の1日3回ぐらいで良いのではないでしょうか。

 

それ以上うがいをしたいなら、水やお茶でやるのがオススメですよ。

あとは、うがいだけでなく手洗いもセットで行ってくださいね。

イソジンを上手く利用して、風邪予防+口臭対策に役立てましょう。

 

 

うがい薬ならイソジンじゃなくてもいい?

 

世の中にはイソジン以外にも、うがい薬はいろいろあります。

うがい薬なら、なんでも口臭に効くのでしょうか。

 

アズノールで口臭は消すことができる?

イソジンと並んで病院で処方されることの多いアズノールうがい薬。

有効成分はアズレンスルホン酸ナトリウムというもので、抗炎症作用があるため、

のどが炎症を起こしたときや、口内炎ができたときに有効です。

うーん、ちょっと口臭対策とは違いますね。

 

マウスウォッシュのリステリンは?

口臭予防のマウスウォッシュといったらリステリンが有名でしょうか。

口臭以外にも、歯垢の沈着や歯肉炎の予防など、お口のトラブルへの効果をうたっています。

高い殺菌性があるため一見すると口臭に効果的ですが、

それだけ刺激も強くなってしまうのが難点ですね。

 

マイルドで、なおかつ殺菌・消毒作用にも優れているイソジンは、

やはり優秀だなという印象です。

 

 

歯磨きの後にイソジンうがいの習慣を!

 

市販でも買えるイソジンうがい液は、口臭に悩む人にとって強い味方となるでしょう。

大切なのは、毎日続けること

歯を磨いた後、仕上げにイソジンうがいをする習慣を、ぜひこの機会につけてみてくださいね。

 

ただし、イソジンの有効成分であるポピドンヨードは真菌(カビ)にも効くと言いましたが、

粘膜組織の深いところにまで入り込んだカビには効果がないとされています。

 

たとえば舌苔が分厚くなって、イソジンでも改善されないようなら、

口腔カンジダ症(カビの一種であるカンジダ菌が原因)という可能性も考えられます。

しつこい口臭は、一度どこかで病院に行って診てもらうという判断をすることも必要です。

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